メディアの種類からみる「文字」の特性

メディアの種類からみる「文字」の特性

メディアの種類からみる「文字」の特性

私たちの身の回りにはさまざまな情報があふれかえっています。自分の考えや思いを周りの人々に伝えようとするとき、みなさんはどのような方法をとりますか?「メディア」について少し意識して理解を深めることで、情報を正確にわかりやすく、そして効率よく伝える手法もおのずと理解できるようになります。


メディアの種類

まずメディアとは、情報の発信や受信、記録、保管などにかかわる物や装置、仕組みのことで非常に広い概念をもちます。
私たちが情報を受け取るまでの過程を3つのメディアに分けて考えてみましょう。
1つ目は「情報メディア」で情報を伝える仕組み。具体的にはテレビや新聞のことで、SNSも含まれます。
2つ目は「表現メディア」で表現する手段。音声や動画、文字のことです。
3つ目は「伝達メディア」で記録する媒体。紙やDVD、ハードディスクのことになります。

この3種類のメディアが組み合わさって、情報が伝わるようになります。

例えば古代エジプト人は、医学書(情報メディア)を神官文字(表現メディア)で表し、パピルス(伝達メディア)という紙の一種に記録することで、医学に関する情報を世に広めていました。ちなみにこの医学書は現在まで伝わっており、内容のおよそ7割程度が現代医学からみても有効であるとされています。


表現メディアについて

文字起こしにおいて一番かかわりが深い「表現メディア」について紹介していきます。
表現メディアにはそれぞれ特徴があります。

音声

音声とは人が発する音、声が代表されますが、他にもチャイムなどのお知らせする音なども含まれます。人から発する声は、感情や個性が伝わりやすいことが特徴としてあり、文字では捉えにくい雰囲気や感情をくみ取りやすくなります。また視覚で判断する必要がないため、別の行動をしながらでも伝わることがメリットとして挙げられます。例えば不特定多数に同時に伝えられる音声の特性とあわせてサイレンなどの警告音に使われます。

しかし、音声はイントネーションや発言の強弱により、受け取り側の印象に大きく左右されることがあります。そのため受け取り方によって情報変換が行われやすい(意図したとおりに伝わらない=誤解を生みやすい)とされています。ただしこれらはマイナスの要素だけでなく、例えば音楽で受け手の気分を向上させることもできるといった利点にもつながる要素です。

動画や静止画

動画や静止画の最大の特徴は、情報量にあります。音声・文字・画像など組み合わせ方によって、表現メディアの特徴を最大限に生かすことができます。特に人や物の動きを伝えるのに適したメディアです。テレビが代表例になりますが、スポーツやニュース、お笑い番組など文字・画像・人の動きを組み合わせることによって視聴者にさまざまな情報を与えてくれます。
また昨今では、コロナ禍ということもあり大学の講義や会社の会議などオンライン通信で行うことがあり、パソコンを利用することで、資料の共有やフィードバックもしやすくなるというメリットも生まれています。

しかし動画は映像が次々と流れるため、細かい部分の描写まで記憶することが難しく、また本当に欲しいと思っている情報にたどりつくまで目が離せないことや、視覚的印象の影響を受けやすく、音声と同様に受け取り方の感情が一定でなくなることがデメリットとして挙げられます。

文字

文字が使われている情報メディアは新聞や契約書、小説などになります。文字は、日時や数値などを正確にかつ曖昧さを与えないように伝える特性もある上に、さらに小説などでは文章で情景を表現することも可能です。ただし心情をあいまいに描くなど、表現方法によって、また、捉える側の受け方によっては、誤解が生まれる可能性もでてきますが、音声で聞いただけでは分かりにくい同音異義語なども文字に起こすことによって、より正確に伝えることができるようになります。

読むという行為はどうしても手間がかかるため、デメリットとして挙げられることもありますが、何度も読み返すことができ、テキストからは検索を行うことも可能なため、複雑な情報でも理解を深めることや、求めている情報だけを探してまとめることもしやすいというメリットにもつながります。

以上のように表現メディアのそれぞれの特徴をまとめてみると、音声と動画は情報量が多くなりますが、その代わりに情報の受け取り側によって、一定性がないことが共通のデメリットとなります。一方、文字は文字情報のみに絞ることによって、揺れがなく正確な情報が取得できることが可能になります。
では、音や動画から正確性を保ち情報の記録を残すときに必要となる作業はどのようなものなのか。それが音声の文字化、文字起こしになります。

文字の活用法

具体的な文字の活用法としては、裁判における証拠のテキストや会議の議事録、インタビューや講演会の記録などになります。上記にあげたように、文字化を行うことによって正確な情報を自分もしくは第三者に示すことが可能になります。

文字起こしにも、ただ文字化するだけでなく、用途に応じた様々な文字の起こし方があります。文字起こしの種類についても紹介します。

用途に応じた文字起こし

インタビュー、カウンセリング

相手がどのような発言を行ったか、確認する程度の記録として活用することが多くあります。不要な語句を省く「ケバ取り」にて文字起こしを行うことによって情報が読み取りやすくなります。また研究や論文で使用する際には、文字起こしの情報が膨大な量になっても語句検索で必要な箇所のみ引用するなどで活用もしやすくなります。

裁判、交渉

音声データは裁判などの場において証拠としてよく活用されています。実際の弁護士や警察での相談や裁判の場においては、閲覧しやすいように文字化の要請がされることが多くあります。会話の雰囲気や言い回しなどが関わってくる場合もあり、カットや修正をせずにそのまま文字に起こす「素起こし」がおすすめになります。また公正・平等であることが望ましいため、内容によっては第三者機関が文字起こしを行ったという証明書などが必要となるケースがあります。
データグリーンでは、通常の「素起こし」はもちろん裁判でのご使用用途に合わせた文字起こしも対応しています。文字起こしを行ったという証明書の発行も可能です。

会議・講演会

会議や講演会は、だれが何を発言し結果どのような決定事項となったのか議論の詳細を記録することが重要です。また不要な語句を起こさない「ケバ取り」や文章を整える「整文」を活用することで、情報がまとまり後日情報の整理が行いやすくなります。
そのほか、役員会や株主総会、聞き取り調査、座談会、講義などさまざまな目的で行われている集まりに対してお客様の要望に合わせて文字起こしを行うことが可能です。

テキスト化することによって自分自身で情報をまとめやすくなり何度も読み返すことができることは大きなメリットになります。文字として記録を残すことにより、情報整理の際にも検索を行うことで求めている情報が即座に見つけることもできるため、日常生活のみならず、働く場での活用も近年では多くなっています。

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