AIによる文字起こしについて

AIによる文字起こしについて

AIによる文字起こしについて

インタビュー、講演会、会議、通話記録など録音した音声・動画から議事録や証拠資料の作成が必要となり、自身で文字起こしを試みた経験はございませんか?
文字起こしは、音声や控えたメモを見聞きしながら一つ一つ入力する作業が一般的で多くの時間と労力を必要とします。最近では、高性能なAIが内蔵され、学習機能が可能なツールも多く、高い精度での文字起こしが可能なケースもありますが、特に日本語に関しては、音声認識(AIによる文字起こし、テープ起こし)はまだ完全でないのが現状です。


AI文字起こしツール(アプリ)の種類/特徴

AIによる文字起こしとは、AIが音声を直接解析し、短時間またはリアルタイムで音声を自動的にテキスト化することです。面倒な設定もほとんど不要で、ユーザーが手動で行う作業は最初の音声ファイルの指定をするぐらいしかありません。
文字起こしツール(アプリ)には以下のタイプがあります。「用途」「利用状況(環境)」「利用頻度」に合わせて選択しましょう。

1.単体で動作するアプリ

主にスマートフォン、アイフォンで使われています。標準で音声認識のアプリがインストールされているので、例えば音声で直接検索するなどはよく行われていることでしょう。
文字起こしの場合は、通常は専用アプリを別途インストールする必要がありますが、機器の追加やソフトの設定なども不要で音声入力から文書作成までを簡単に行うことが可能です。仕事のアイデア、日常のひらめき、スケジュールなどを手軽にテキスト化するなど、スポット的に文字を起こしたい場合に役立ちます。
パソコンの場合は、アプリ以外にもマイクの用意やケーブルをつなげる必要があるので、そこまで手間をかけるなら次項のクラウド型アプリの方を利用することをお勧めします。

AI文字起こしツール(アプリ)のイメージ

2.クラウド型のアプリ

インターネットを経由してクラウド上で利用します。文字起こしだけでなく編集もしやすいので、比較的長時間の音声や音源をテキスト化するのに向いています。
また単体アプリもバージョンアップの度に、精度はどんどん上がってはいますが、クラウドアプリの比ではありません。クラウドサービスの場合、ダイレクトにフィードバックされるので、音声認識の精度は毎日のように向上していっています。

スマートフォン、アイフォンでも使うことは可能ですが、単体アプリと比較したら手軽に使えるわけではないので、状況に応じて使いわけしましょう。

クラウド型のアプリのイメージ

Web会議ツールと連携するアプリ

会議の音声や動画で録音・録画したデータから文字起こしをすると、どうしてもタイムラグが発生します。会議終了後にすぐに議事録を確認できるようにWEB会議をしながらリアルタイムでテキスト化することも可能です。

Web会議ツールと連携するアプリのイメージ

Zoom、Microsoft Teams、Skypeなど主要なWeb会議ツールにも議事録機能が一部導入されていますが制限が多く、機能的にも足りないことが多いので、外部アプリで対応しているものを紹介します。特別な環境は不要で、ブラウザ上で動作可能です。
複数発言者毎の文字起こしは様々な課題があり制限が付く場合もありますが、発言者を識別することが可能なツールもあります。

主なアプリ

AIによる文字起こしの注意点

録音機器やAIなどデジタル機器の進化により自動でテキスト化することも可能となってきました。高性能なAIが内蔵され、学習機能が可能なツールも多く、高い精度での文字起こしが可能なケースもありますが、特に日本語に関しては、音声認識(AIによる文字起こし、テープ起こし)はまだ完全でないのが現状です。
その為、テキスト化した後の確認・修正は欠かせません。句読点の付与、誤変換の修正、フィラーワードの削除(ケバ取り)など確認・修正も多岐に渡るため、長時間の音声や頻繁な文字起こしが必要な場合には負担が大きくなる場合があります。

1.音質・音量等の問題

以下のような音声は、AIによる文字起こしの精度が特に落ちてしまう傾向があり、一から文字起こしが必要になるケースもあります。

  • 録音環境が悪い(周囲の雑音、音楽、話し声など)。
  • 声が遠い(小さい)。活舌が悪い。早口。訛りが強い。
  • 話者の人数が多い。
  • 話者同士の会話が被っている。

文字起こしの精度は、音声データの品質に比例すると言っても過言ではありません。録音時の音声データの品質を上げるためのテクニックについても紹介しています。

また、弊社では通常の文字起こし、テープ起こしサービスだけでなく、AI等を利用して文字起こしされたデータの確認・修正を行う「校正サービス」も提供しています。

セキュリティ対策

機密性の高い音声データの場合は、十分なセキュリティが確保された専用のクラウド環境のツールを選択する必要があります。
※弊社では万全のセキュリティ体制(プライバシーマークおよび情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO27001」の認証を取得)にてサービスの提供を行っております。

裁判法廷用の文字起こし

裁判・労働審判などで証拠資料として提出する際などはできるだけ会話の状況をつかみやすくするためにケバ取りや要約は行わず、会話を一言一句文字にする「素起こし」が適しています。そのため、確認・修正に時間がかかります。また、法廷へ提出する際に第三者が文字起こしを行ったことを証明する書類が必要になるケースもあり、ご自身での文字起こしが困難なケースもあります。データグリーンでは、文字起こし証明の発行にも対応しており、福岡県弁護士協同組合様と特約店契約も締結しています。

音声・動画データの文字起こしが必要な時

データグリーンなら

AIによる音声データの解析技術と熟練ライターの豊富な経験・ノウハウを組み合わせた「精度の高い文字起こし、テープ起こし」をご提供いたします。音質が悪いデータや長時間の文字起こしにも低価格、年中無休で対応しておりますので、週末のご依頼でも土日や祝日の納品が可能です。また、プライバシーマークおよび情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO27001(ISMS)」の認証も取得しておりますので、秘匿性、機密性の高い音声データの文字起こし、テープ起こしもおまかせください。

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